フレームが折れるまで  ~プレスポの記録~

クロスバイク(プレスポ)を長く・気持ちよく乗る為にメンテナンス記録や自転車にかかわる役立つ情報を提供します。

通販自転車について 選択のポイント

前回の記事で実際に通販自転車を組み立てました。

 

初めて組み立てた感想は、一部調整が必要な点を除けば思いのほか簡単にできたと

思います。 

 

後で気付いたのですがフロントキャリパーブレーキにもクイックリリースレバーがあったと思いますので、そこをリリースすれば調整しなくて良かったのではないかと思いました。ここで言う、クイックリリースはホイールを取り外す際、ブレーキのシューをリリース(拡げる)レバーです。見落としていました。

 

組み立てるうえで少し自転車の知識があれば、何の不安もなく組み立てられると思います。

 

今回は購入にあったって見ておくべきポイントをピックアップして情報を共有して

購入する皆さんが後悔のない購入ができればと思います。

 

前回記事の通販自転車・組み立て時の参考に。

 

前回記事に書き忘れたのが付属の工具(工具の代用品)です。

それは以下でした。

・六角アーレンキー:ハンドルステム固定で使用

ペダルレンチ:ペダルの取り付け

これくらいでしょうか。

 

基本的に自分でやるので必要な工具の代用品はついています。

代用品と書いたのは自転車工具として販売されている品質ではない為です。

ちゃちではありますが後々も使えますのでとっておきましょう。

 

次に通販のクロスバイクを見ていると色々特徴があり、差別化が図られているようでしたので好みの仕様を選択するとより幸せになれるのではないかと思います。

 

以下に異なるパーツが使われている差別化された部分を挙げてみました。

安いけれども「ここはこうじゃないと」というこだわりがあると思うので参考にしてください。

 

【購入前の確認ポイント・差別化が図られているパーツなど】

・ステム
・フロントクイックハブ
・ペダル(樹脂製/金属製)
・変速機 (ラピッドファイア/グリップシフト)
・ブレーキ形式
 ・Vブレーキ
 ・キャリパーブレーキ

 ・ディスクブレーキ
 
・ボトルケージホルダー台座有無
・バルブ形式(英式、仏式)

・サドル(好みでクッション性重視か否か)

 

ざっと製品を見比べてみましたが、これくらいの違いがありました。

購入の際に参考になればと思います。

 

次の記事は実際に通販製品をピックアップして上記のポイントについて解説していきたいと思います。

 

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2023 あけましておめでとうございます。 通販車の組み立て

最近書いていなかったので今年は書こうと思います。

 

新たな故障個所を発見しましたので。修理の件は次回にまわして、前回通販で購入したクロスバイクについて知らなかったので記事に取り上げました。

 

通販の自転車がどの程度まで組みあがった状態で送られてくるのか、どこを組み立てるのか、どこが難しいかなどを書きたいと思います。

 

まずは組みあがった車体を見てください。

 

組みあがった通販クロスバイク

通販自転車で到着後に組むパーツは以下でした。

・サドル

・フロントホイール

・ペダル

・ハンドル(ステムを含む)

その他のパーツはきっちり調整されて組んでありました。

特にリアホイールはブレーキ、変速機もしっかり調整されていたので問題ないです。

 

最初に箱から取り出しますが、フレームと一体になるように補助バンドで固定してあるので一度丸ごと取り出した方がばらすのが簡単です。

 

先に箱の中の状態でバンドを切って分けて取り出すこともできますが、バンドの位置を探し出して切らないといけません。

 

ちなみに私は後者でやりました。

 

最初にやるべきはフロントホイールをつけるとスタンドで自立できるのでホイールをつけましょう。

 

ブレーキは後回しにして自立させることが先決です。

(ブレーキだけは最後に・・ここはちょっとばかり手がかかります。)

 

フロントホイールはクイックリリースハブが付いていたのですぐできました。

初めてクイックを触る人には難しいかもしれませんが説明書にかいていありましたので

できると思います。

 

自立できたら次にハンドルを取り付けます。ハンドルといってもハンドルを固定するステムとブレーキ&シフトワイヤーが既についていますので、実際はハンドルごとステムを付ける作業になります。方向をよく考えてつけましょう。

 

ここで注意が必要なのは、フロントフォークの方向です。

 

説明書にありますが、Vブレーキ本体が車体前方につくようにフォークを回します。

更にこの時のブレーキやシフトワイヤーが無理なくつく状態にする必要があります。

 

ハンドルにはすでにブレーキワイヤーとシフトワイヤーが組んであるので無理なく取り回せるようにフォークを回転させます。

 

方向が決まったらステムをとりつけます。

一番奥に指して前輪と直交するように注意して付属の工具を使って六角ボルトを締めます。

 

高さ調整はサドルと一緒に最後にやりましょう。

 

次にペダルを取り付けます。

左ペダルは逆ねじなので気を付けてください。

これも付属の工具で固定します。

 

それでは問題のフロントホイールのブレーキです。

シューがギリで調整してあるので今回は調整が必要でした。

 

何が問題だったかというと、ブレーキワイヤが締めすぎでシューとリム間にすき間が無いどころかシューをリムの位置まで動かせません。

 

これは調整不足ですね。調整したとは言えないどころか自転車店に持ち込みが必要になりそうです。

 

自分で対策するには工具を準備します。5mmのアーレンキーがあれば良いです。

 

ブレーキ本体のワイヤを固定しているボルトを緩めて少しブレーキシューの間隔を拡げます。この時、すべて緩めるのではなく、ワイヤーが動くところまで緩めて少しだけ間隔を拡げて(ブレーキワイヤを緩める)、ブレーキシューが両側に入ってすき間ができる程度に合わせてブレーキワイヤーを締めます。

※締め足りないと命にかかわるので最後にブレーキをかけてみてワイヤーが緩まないことを確認すること!

 

あとはシューの位置を決めなおしてシューを締めればOKです。

ここも締め足りないと、ブレーキシューが脱落します。危険です。

 

最後にサドルを調整します。最近はクイックレバーなので簡単ですね。

 

高さはお好みに合わせて足が地面につく程度でいいかと思います。

 

お勧めは乗車して踵がペダルに乗るくらいです。但し足はつかないでしょう。

 

ステムもこの時にハンドルの高さ調整をして下さい。

 

最後にライトと鍵の購入と、警察署へ防犯登録をしに行く必要があります。

 

自分でもできそうではありませんか?

 

やってみましょう! それでは。

 

通販自転車紹介は次回に書きます。

 

 

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あっという間に年末!

体調不良が続き、どこにも行けない状態が続いていましたが、いつもの通常整備をして

軽く走ってみました。

 

近くの公園周辺を走ってみました。

大宰府の防備の要、水城の一部

 

NHKのアンテナ塔

母校周辺

いつもの公園

走った結果、やはり厳しい登りは難しいことがわかりました。

 

ゆっくり走れば登れそうですが、以前のような走りができない。

 

ロードと一緒に走っていたころが懐かしく少し悲しくなりました。

 

これからは無理をせずにもっと楽しむことにシフトしていこうと思います。

 

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最近、クロスバイクであっても高くなりました。もう少し出せばロードバイクが買えますね。

 

入門には安いクロスバイクでも十分です。入門バイクでメンテナンスを覚え、工具の種類を覚え、使い方を覚えます。

 

それから高価なバイクに乗り換えても遅くはないです。

 

また、最近の高価なクロスバイクなら特に盗難にも注意しないといけないですね。

 

気を付けましょう。

 

この冬休み期間に甥っこが通販自転車を購入したので組み立てを手伝いました。

次回、通販で買えるバイクを解説付きで記事を書こうと思います。

 

それでは。


 

そろそろ寒くなってきました。

 いい季節なのに走れていないのが悔しいです。

走れない原因は過去記事に書いた通り、病院に通ってると書きました。

自転車乗りにとっては問題になると思われる呼吸器系の病気で実際、呼吸するのが辛いのです。

 

なので以前のようなきつい登りが長く続くような道はもう登れないかとひやひやしています。それを見極めるため、次回のコースは以前走った山への別ルートで楽なコースで試そうと思っています。

 

この季節のうちに行きたいと思います。

 

 自転車は気休めでマッドガードをシリコンオイルで磨いて色つやが戻りました。

 

 そういえばこのオイルはどこかで使ったことが・・・

車の梨地仕上げの黒いバンパーが白くなった時に使ったオイルと同じだなと古い記憶が蘇ってきました。それは製品名・アーマオールというものでしたね。

もうなくなったのかな。

シリコンオイルの効果

良く見るとやり残しの塗装も剥げやブレーキシューのカス付着が見つかりました。

ホイールを外してフレーム本体も磨くと気持ちよく走れると思うので次回に磨いておきたいと思います。

 

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いい季節になりました。

ここのところ、在宅勤務が増え自転車に乗る機会が激減しました。

なので乗るのは始業前や終業後の買い物程度になってしまいました。

 

加えて体の調子も悪いところが出始めて、走りに行こうという気力がめっきり減ってしまいました。これについては週末に病院に通って対策中です。

 

並行して復調したらいつもで走れるようにコース検討をしています。

たとえば一度走ったコースの別ルート・楽に走れそうなコースを発見しました。

 

それから過去・夏の暑い日に無謀にも、とある山頂のドームレーダーまで行って死にかけましたが、もう一度、楽しみながらの登る方法を画策中です。

 

ここは景色がいいので何度行っても飽きません。

 

次は最初の別ルートで体慣らしにここを走ってみたいと思います。

 

1日全く乗らないのはダメだと思い、努めて乗っています。

 

もちろん前後点灯しています。

夜間は灯火なしで走ることは怖くてできないですね。

夜ポタでも対向してくる自転車が見えないで衝突しかけました。

 


 

 

夜のポタリングー1

 


 

 

 

夜のポタリングー2

 

しばらく消耗品を購入しに行かなかったのですが、そろそろ後輪タイヤが下地が見えてきそうなので久しぶりに物色しに行きました。

 

少し値上がりしてきていましたね。

 

あとブレーキシューなども先に購入していかないと、欠品が発生しそうです。

 


 

 

 

安い部品ならなんとかなりそうですが、先に交換したクランクセットなどは型番指定だとなおさら手に入りにくいでしょう。

 

とりあえず、自転車乗りには絶好のシーズンですが今は充電しておきます。

 

どうしても我慢できなくなったらそのうち記事に載せるでしょう。

 

走れる人は思う存分走りにいっておくといいかと思います。

 

 

 

Fディレイラー ワイヤー交換 リベンジ

 あまりの暑さで屋外作業をためらっていましたが、雨のすき間を狙ってメンテナンス作業をしました。

 

最低でも夏季休暇中にやっておかねばと思っていたのがFディレイラーのワイヤーです。

 

前回、時間不足の為、トップを基準に無理やりセットしたのでアウターギアには入るのですが、センター、インナーが調整できていませんでした。

 

シフターはセンターギア選択状態でトップに入っていたのでシフターはトップへは動きません。HiかLowしか使えません。

 

全くダメだったので今回ようやく再調整を行います。

前回セットしなかったアジャスターもセットしました。実はつけ方を理解していなかったので前回は通しただけになっていました。

それがこれです。前回撮ったが画像ですが、スプリングがついている部分の軸になる

ケーブル受けパーツにねじ山が切られています。このねじ山を有効利用してアジャスターをセットします。

アジャスターについて動作機能を考えたとき、例えば以前交換したRディレイラーのアジャスターと同じように調整できるようにします。

 

具体的には、初期状態はアジャスターを一杯に締めこんでセットしておき、徐々に緩めることによってワイヤーの引き量を大きくしていく考え方です。

これはブレーキのアジャスターと同じ考え方ですね。

(ちょうどシフトワイヤーの下にブレーキアジャスターがけっこう緩めてある状態で写っています。)

ブレーキは消耗するとブレーキレバーの遊びが大きくなります。この遊びを小さくするときにアジャスターを緩めてワイヤーの引き初めの初期位置を変えました。

 

シフトの場合も同様で、初期は締めた状態から始めます。

取り外す前にパーツの取り付け順序がわかるよう写真を撮っておきましょう。

ワイヤーの取り回しも重要です。フレームに沿ってどう通ってFディレイラーについているかを把握しておきます。

 

FギアをデフォルトのLowにして(ワイヤーを引かない状態)にしておきます。

 

Fディレイラーの前述のスプリング部分のねじ山がどこに合致するのかを調べたところ

シフターの本体にねじ山が切ってありました。

ですのでこの場合、スプリングを押しながらねじ込みます。アジャスターを回すパーツも画像の通りの順番で通しておきます。

ねじ込む量は一杯まで締めます。がちがちに締めると緩められなくなるので軽く回して止まるところまでにします。

 

後はワイヤーを通す際、アウターを入れる場所を間違わないようにして、且つフレームに沿ってどう通っているかを間違えないようにFディレイラーまで通します。

 

最後にFディレイラーにワイヤーを固定する部分です。これを前回間違えていて仮止め時にワイヤーがほつれてきました。正しくは以下です。

固定ボルト下に板があります。この板の下を通して固定します。

これでほつれなくなりました。

ワイヤー固定部に注意!

最初は仮止めでワイヤーが動かない程度の力で締めておきます。

次にFディレイラーのガイドプレートを調整します。

ガイドの内側のプレートがギアとの間隔が1mm程度になるまでFディレイラーのLow側調整ねじを回します。回せばすぐ動き出すのですぐわかります。

 

あとはワイヤーの引きの遊びを取りながらHiへ変速して変速できることを確認します。

引きの遊びを取るとはワイヤーの引きが足りないので仮止めを緩めてプライヤーなどで引き直すと良いです。

これを数回すり返すとHiまで変速できるようになります。

 

最後にHiの状態で、FディレイラーのHi側調整ねじでアウターギアとガイドプレートの間隔が1mm程度になるよう調整します。

 

これをやっておかないとFギアの外側にチェーンが外れやすくなるので注意しましょう。

 

 

ついでに前後ブレーキのアジャスターを調整しました。

それと気が付いてはいたのですが破れまくったサドルを交換しました。

破れまっくったサドル

 

次はランドナーから移植したコンフォートサドルです。

交換後サドル

他にアイコンに使ったランドナーを所有していましたが、廃棄することにしました。

心臓部であるBBの損傷がひどかったのと、乗ったときにサイズが小さく感じられたので残念ですが再生は諦めました。

 

涼しくなったらどこかへ楽しむサイクリングができればいいなと思っています。

 

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Fホイール ガタつき発生!

少し前からFホイールのスポークから異音が起こり始めました。

音はスポークのテンションが下がったときのようなスポークが擦れるような音(ガッガッ)でした。

テンションがある程度かかった状態でスポークが交差する位置が変わるような音ですが、文章で伝えるのは難しいですね。

 

早速スポークの緩みを調べたところそのようなスポークは一本もなく、原因不明のままそのまま乗り続けていたところ、Fホイールがハブの継ぎ目でガタついており、Fブレーキシューとの間隔で見ると1mm以上の振れが発生していました。

スポーク音の原因は多分これだと思い、さっそく修正します。

 

ハブのガタつき調整前

修正にはハブの構造を調べることから始めます。

Webからハブの内部構造を知り、調整方法を考えます。

このような修正は情報が無かったのでハブのグリスアップを参考にしました。

 

ハブの構造から考えて内部ベアリングの玉押しナットを締める対策を取りました。

上の画像で最初についているパーツは玉押しナットの固定ナットなので、まずはこれを外します。

 

上下に水平に切られた部分があるのでレンチで外します。

この幅は17mmと工具セットに無いのもだったのでモンキーレンチを2本使います。

 

裏側を固定しながら緩めるとベアリングが見える状態になります。

グリスの色が茶色ではありますが、まだグリスの機能を失っていないこととグリス切れの心配はなさそうなので内部には手をつけません。

ベアリングのところまで掃除するには道具の準備が必要ですので。

 

2つ目に緩めた玉押しナットを軽く締め、固定ナットを締めます。

 

ここでのポイントは玉押しナットの締め具合です。

 

緩く締めたつもりでしたがホイールを装着して回転させると回転が長続きしません。

 

もう少し緩めないといけませんね。でも目的のガタつきは解消しました。

 

なんとかうまくいきました。

 

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