少し前からFホイールのスポークから異音が起こり始めました。
音はスポークのテンションが下がったときのようなスポークが擦れるような音(ガッガッ)でした。
テンションがある程度かかった状態でスポークが交差する位置が変わるような音ですが、文章で伝えるのは難しいですね。
早速スポークの緩みを調べたところそのようなスポークは一本もなく、原因不明のままそのまま乗り続けていたところ、Fホイールがハブの継ぎ目でガタついており、Fブレーキシューとの間隔で見ると1mm以上の振れが発生していました。
スポーク音の原因は多分これだと思い、さっそく修正します。
修正にはハブの構造を調べることから始めます。
Webからハブの内部構造を知り、調整方法を考えます。
このような修正は情報が無かったのでハブのグリスアップを参考にしました。
ハブの構造から考えて内部ベアリングの玉押しナットを締める対策を取りました。
上の画像で最初についているパーツは玉押しナットの固定ナットなので、まずはこれを外します。
上下に水平に切られた部分があるのでレンチで外します。
この幅は17mmと工具セットに無いのもだったのでモンキーレンチを2本使います。
裏側を固定しながら緩めるとベアリングが見える状態になります。
グリスの色が茶色ではありますが、まだグリスの機能を失っていないこととグリス切れの心配はなさそうなので内部には手をつけません。
ベアリングのところまで掃除するには道具の準備が必要ですので。
2つ目に緩めた玉押しナットを軽く締め、固定ナットを締めます。
ここでのポイントは玉押しナットの締め具合です。
緩く締めたつもりでしたがホイールを装着して回転させると回転が長続きしません。
もう少し緩めないといけませんね。でも目的のガタつきは解消しました。
なんとかうまくいきました。
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