フレームが折れるまで  ~プレスポの記録~

クロスバイク(プレスポ)を長く・気持ちよく乗る為にメンテナンス記録や自転車にかかわる役立つ情報を提供します。

2023 あけましておめでとうございます。 通販車の組み立て

最近書いていなかったので今年は書こうと思います。

 

新たな故障個所を発見しましたので。修理の件は次回にまわして、前回通販で購入したクロスバイクについて知らなかったので記事に取り上げました。

 

通販の自転車がどの程度まで組みあがった状態で送られてくるのか、どこを組み立てるのか、どこが難しいかなどを書きたいと思います。

 

まずは組みあがった車体を見てください。

 

組みあがった通販クロスバイク

通販自転車で到着後に組むパーツは以下でした。

・サドル

・フロントホイール

・ペダル

・ハンドル(ステムを含む)

その他のパーツはきっちり調整されて組んでありました。

特にリアホイールはブレーキ、変速機もしっかり調整されていたので問題ないです。

 

最初に箱から取り出しますが、フレームと一体になるように補助バンドで固定してあるので一度丸ごと取り出した方がばらすのが簡単です。

 

先に箱の中の状態でバンドを切って分けて取り出すこともできますが、バンドの位置を探し出して切らないといけません。

 

ちなみに私は後者でやりました。

 

最初にやるべきはフロントホイールをつけるとスタンドで自立できるのでホイールをつけましょう。

 

ブレーキは後回しにして自立させることが先決です。

(ブレーキだけは最後に・・ここはちょっとばかり手がかかります。)

 

フロントホイールはクイックリリースハブが付いていたのですぐできました。

初めてクイックを触る人には難しいかもしれませんが説明書にかいていありましたので

できると思います。

 

自立できたら次にハンドルを取り付けます。ハンドルといってもハンドルを固定するステムとブレーキ&シフトワイヤーが既についていますので、実際はハンドルごとステムを付ける作業になります。方向をよく考えてつけましょう。

 

ここで注意が必要なのは、フロントフォークの方向です。

 

説明書にありますが、Vブレーキ本体が車体前方につくようにフォークを回します。

更にこの時のブレーキやシフトワイヤーが無理なくつく状態にする必要があります。

 

ハンドルにはすでにブレーキワイヤーとシフトワイヤーが組んであるので無理なく取り回せるようにフォークを回転させます。

 

方向が決まったらステムをとりつけます。

一番奥に指して前輪と直交するように注意して付属の工具を使って六角ボルトを締めます。

 

高さ調整はサドルと一緒に最後にやりましょう。

 

次にペダルを取り付けます。

左ペダルは逆ねじなので気を付けてください。

これも付属の工具で固定します。

 

それでは問題のフロントホイールのブレーキです。

シューがギリで調整してあるので今回は調整が必要でした。

 

何が問題だったかというと、ブレーキワイヤが締めすぎでシューとリム間にすき間が無いどころかシューをリムの位置まで動かせません。

 

これは調整不足ですね。調整したとは言えないどころか自転車店に持ち込みが必要になりそうです。

 

自分で対策するには工具を準備します。5mmのアーレンキーがあれば良いです。

 

ブレーキ本体のワイヤを固定しているボルトを緩めて少しブレーキシューの間隔を拡げます。この時、すべて緩めるのではなく、ワイヤーが動くところまで緩めて少しだけ間隔を拡げて(ブレーキワイヤを緩める)、ブレーキシューが両側に入ってすき間ができる程度に合わせてブレーキワイヤーを締めます。

※締め足りないと命にかかわるので最後にブレーキをかけてみてワイヤーが緩まないことを確認すること!

 

あとはシューの位置を決めなおしてシューを締めればOKです。

ここも締め足りないと、ブレーキシューが脱落します。危険です。

 

最後にサドルを調整します。最近はクイックレバーなので簡単ですね。

 

高さはお好みに合わせて足が地面につく程度でいいかと思います。

 

お勧めは乗車して踵がペダルに乗るくらいです。但し足はつかないでしょう。

 

ステムもこの時にハンドルの高さ調整をして下さい。

 

最後にライトと鍵の購入と、警察署へ防犯登録をしに行く必要があります。

 

自分でもできそうではありませんか?

 

やってみましょう! それでは。

 

通販自転車紹介は次回に書きます。

 

 

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