フレームが折れるまで　　～プレスポの記録～

クロスバイク（プレスポ）を長く・気持ちよく乗る為にメンテナンス記録や自転車にかかわる役立つ情報を提供します。

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グリップシフト　シフトワイヤー交換　ママチャリ

家族のママチャリのシフトワイヤーがすごいことになっていたので交換しました。

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交換前　折れています。

このようなシマノのグリップシフターはクロスバイクにも使われていると思うので

参考になればと思います。

 

　なぜ折れたようになったかというと、シフター本体を固定するボルトが緩んでいたらしく、手前に回転しており、結果ワイヤーに無理な方向に力が加わってこのような状態になりました。

 

で、さっそく交換ですが、その前にワイヤーの経路を見ておきます。

 

アウターケーブルごと引き抜きますが、相手はママチャリ。

ケーブルがフレームのどこを通っているかを見ておき、交換後も同じ経路を通さないと

新たな負荷がケーブルにかかるかもしれないので同じところを通す必要があります。

 

ケーブル終端まで見終わったら変速機に固定してあるボルトを緩めてワイヤーを抜きます。このとき、ケーブルが変速機にどう固定されているかを確認しておきます。

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経路確認は見やすいように横倒しにしました。

変速機の固定を解放したら、次はシフター内部から外します。

 

シフターの蓋をあけるのは下部にあるツメがかかっている部分をドライバーで押しながら蓋を動かすと取れます。

 

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小さな四角い部分が目印。

蓋をあけてケーブルの固定部分をみると、ケーブル先端に小さなアルミの塊がついています。これが俗にいうタイコですね。

下の画像ではガイド表示４段の下に見えます。

 

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交換前　シフターの内部構造　タイコ

 

ついでにワイヤーがどこを通っているかを覚えておきましょう。アウターはシフター外部からつながっています。

 

次にインナーワイヤーを引き抜きますが、タイコをドライバーで浮かせて引き抜きます。

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インナーワイヤーを抜きます

新しいインナーワイヤーとアウターワイヤーを用意します。

 

最近のインナーワイヤーは２種類のタイコに使えるようにできています。

ワイヤーとタイコのつながり方を比べてみてください。

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新品ワイヤーの両端のタイコの確認

 

引き抜いた古いワイヤーのタイコと比べてどちらのタイコを使うか確認したら不要な方のタイコの根元をワイヤーカッターで切ります。

 

切るときのコツは、素早くスパッと切りましょう。

ゆっくり切るとワイヤーのほつれが始まり通すときに苦労します。

 

　これからワイヤーを通しますが、私は一度グリスをインナーワイヤー全体に薄く塗ってから一度アウターワイヤーに通します。これで少しはワイヤーを引くときの負荷が軽くできると思うので。

 

インターケーブルを通す前にアウターケーブルの長さを合わせます。

古いアウターケーブルを新しいものと一端を合わせて持って反対の端の長さを比べます。あまりに長さが違う場合はワイヤーカッターでスパッと切りましょう。

 

切った後はアウターケーブル内部の樹脂パーツがつぶれている可能性が高いのでキリのような細いとがった工具で広げておきます。

 

アウターはインナーケーブルをシフター内すべて通し終わってから通します。

ここを間違うと何度もアウターから引き抜くことになります。

 

 

アウターまで通したら、あとは元通りにアウターケーブルを変速機まで通していきます。横倒しがやりやすいかもしれません。

 

最後にインナーケーブルを変速機に固定したら完了です。

 

変速させて確認しましょう。

 

今回使った工具類は以下の工具です。

・ワイヤーカッター（自転車用ではなく、ホームセンターに売っていたもの）

・デュラグリス

・ドライバーセット

・ワイヤーを変速機に固定するレンチ

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使った工具

 

 

つぎは走りに行った記事を書きたい！

 

 

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