これまで何回か交換してきたホイールですが、主にWH-R501・所謂鉄下駄を使用してきました。消耗したパーツはリムだけです。残ったハブとスポークは使えそうなので分解して保存していました。 これらのパーツの有効利用を考え、リムだけ TNI AL22クリンチャーリムを購入しました。
組んでみたところニップルがなかなかスポークのねじ山に届きません。それでもなんとか締めて振れ取りして使っていましたが、ちょっとした衝撃でスポークが抜けてしまいました。取り付け時にあれだけ苦労したのでもうやりたくありません。
後で確認したのですが、TNIは品名にある通りリム高は22mmです。これに対してWH-R501はリム高24mmでした。わずか2mmの差ですが、スポークとニップルの接続時に大きく影響します。これは全く購入前の調査が足りていませんでした。しっかりノギスで計測して商品を選択しましょう。
下の画像は抜けたスポーク。左のスポークのねじ山が見えています。ニップルは辛うじてスポーク先端のねじ山にかかった状態なので危険ですね。これに対してWH-R501はスポークのねじ山が全く見えないところまで締まっていました。
スポーク抜けに気が付いたきっかけは、このまま気づかずに走り出したらリアディレイラーがスポークに触れたときのような異音が・・・・・
即、降りて原因究明して発覚しました。このとき、このような少々の異音と思って聞き捨ててそのまま走ったとしたら、スポークが引っ張る力のバランスが崩れているので更にスポークが折れたり曲がったりして最悪はリム自体が曲がってしまって交換するしかなくなります。 そうなってしまったら、もう転倒してケガをするのは目に見えています。
自分の命を載せているのですから、しっかり修理・管理しないといけないと再確認しました。