フレームが折れるまで  ~プレスポの記録~

クロスバイク(プレスポ)を長く・気持ちよく乗る為にメンテナンス記録や自転車にかかわる役立つ情報を提供します。

スプロケットの交換

 週末になってようやくスプロケット交換しました。

交換するのはスプロケットとチェーンです。

購入したのはSHIMANO カセットスプロケットCS-HG31-8 11-32T、チェーンはCN-HG-40の8S 116L です。

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交換する部品

準備する工具は下の画像右からロックリング工具(フリーホイールリムーバー)、スプロケット外し工具(スプロケットリムーバー)の2工具です。ホイールを外したらクイックリリースハブの軸を抜きます。このとき軸の左右に挟まっているスプリングの方向を覚えておいて下さいスプリングは車輪の外側のほうが径が広いので、取り付け時は間違えないようにしましょう。

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抜いたクイックハブ軸と工具

これらの工具でスプロケットを外すのですが、スプロケットを固定しているロックリングは正ネジなので左に回すと外れます。この時、左に回すとスプロケットは同じ方向にフリーで回ってしまいます。これを止めるのがスプロケットリムーバーで、工具のチェーン部分をスプロケットに嵌めてフリーホイールリムーバーを左回りに回すと同時にスプロケットリムーバーを右回りへ力をかけます。これで緩むので簡単に取れます。

 

 下の画像は取り外したスプロケットと新品のスプロケットの比較です。

右の新品には樹脂の固定カバーが付いていますので装着時は外します。

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スプロケット比較

 次にハブ軸にスプロケットを装着します。

以下のハブ軸の溝幅が狭い所が1か所あります。これを目印にしてスプロケット側も溝幅が狭い所を合わせて装着します。

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ハブ軸の溝 溝幅が狭いところがこのようにあります。

スプロケット側です。

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スプロケット側の溝が狭いところ

 ハブ軸に装着したらあとはロックリングをつけてロックリング工具(フリーホイールリムーバー)で右回りに締めるだけです。締めるときはフリーがロックする方向なので、チェーンがついたスプロケット外し工具(スプロケットリムーバー)は不要です。

 工具ですが、修理の度に工具を購入すると割高になるので以下のような工具セットを買いました。これがあればママチャリのBB回りも修理できそうです。最初に購入しておくと良いかと思います。他にシマノのホローテック専用工具セットもあるので間違えないようにしましょう。

 
 

 

 それから以下の部品を使いました。

 
 

 このあとチェーンも交換したのですが、ちょっとしたトラブルが起こったので詳しく次回の記事に書きたいと思います。