どうしたら気持ちよく乗れるか・・を考えたときに、人それぞれで異なると思います。
私の場合は「一切のメカニカルノイズ無しでタイヤの接地音、回転音だけ聞こえる」が第一と考えています。自転車を購入してしばらくはメカニカルノイズもなく静かに走れますが、何かしらのトラブルで異音が発生します。その異音の原因を突き止め、修理してやればまた静かに走れるようになりますが、この原因追求と修理を自分でやることで自転車の修理ノウハウが蓄積されていくのでできる限り自分で修理したいと思っています。
最近あったのはクランクあたりからクランク1回転周期でカチカチと音が鳴り始めたので調べてみたら、なんとボトムブラケットのクランクシャフトとクランクを固定するボルトが抜け落ちてなくなっているではありませんか! クランクは辛うじてシャフトの四角テーパーに食らいついていたので外れることはありませんでした。
このボルトは前にも一度落として無くなったので、取り寄せてもらってつけたものだったのでどうしたものかと考えました。
とりあえず、ホームセンタに行き、M8の短めのボルトを探して付けたところ、これがピッタリ合って固定できました。メーカのクランクセットのマニュアルを見てもボルトの規格を見つけることができなかったので結果オーライです。
このボルトがなぜ緩んだかというと、道路の縁石のような動かない構造物にペダルをぶつけたことが原因です。ぶつけた衝撃で締まっていたボルトにわずかな緩みが発生してそのまま乗り続けると知らない間にボルトが無くなるという悲しい事態に陥りますのでぶつけたら必ずクランクシャフトのボルトと、ついでにペダルレンチでペダルも締めておきましょう。