フレームが折れるまで  ~プレスポの記録~

クロスバイク(プレスポ)を長く・気持ちよく乗る為にメンテナンス記録や自転車にかかわる役立つ情報を提供します。

自転車タイヤのサイズとブレーキシュー お勧め製品

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タイヤとブレーキシューについて

自転車のタイヤサイズは規格が細かく分かれています。その中でも主にロードバイククロスバイクで使用するタイヤはWO規格の700Cと呼ばれるものです。700Cの規格は28インチの車輪に属しているようですが、700×XXC の表示があるものであれば間違いありません。ここで、700×XXCの「XX」には数字が入るのですが、これはタイヤの幅をミリ単位で表しています。よく売られている種類は23C, 25C, 28C, 32C, 36C などです。

 ここで今あなたが乗っている自転車のタイヤサイドを見てください。この規格の表示がされていると思いますので、交換時はそのサイズを基準にすると良いでしょう。

 

例えば今ついているタイヤが「700×28C」でしたら径が700mm、幅が28mmです。

ロードバイクは23Cが多いですが場合によってはもう少し太いものを使うこともあるようです。

細いタイヤのメリットはタイヤの重量や回転が軽くなり、より速く楽に走れます。

デメリットは空気圧をしっかり管理しないと道路の異物を拾ったり、段差でリム打ちでパンクし易くなるので初心者にはお勧めできません。また、23Cくらいの細さだと側溝にある網のようになった蓋の隙間にはまり込む可能性が高いので非常に危険です。それから路面状況を常に監視しながら走ることになるので結構神経を使います。

 デメリットが多くなってしまいましたが、最初は28Cを使い切って徐々に細くして慣れていけば自分でもわかってくると思いますのでどんどん走りましょう。

 

 プレスポに12年も乗っているとブレーキシューやタイヤは数えきれないくらい交換してきました。その経験から品質がいいもの、特徴があるものなど良かったものをピックアップしてご紹介します。

 

Vブレーキシュー

多くのメーカからいろいろなデザイン・カラーのVブレーキシューが出ていますが、シューの材質も千差万別でした。お勧めできないものはなかなか擦り減らない硬い材質のものです。硬いか柔らかいかは使ってみないとわからないと思います。硬い材質のものを長く使っていると、このブログの9/13の記事で書いている

自転車に気持ちよく乗る為に  リムの破裂」のような事態が早めにやってきそうです。そこで見出した私がお勧めするのはアリゲーターVブレーキシュー一択です。

台湾製で価格も安めでブレーキをかけたときに静かに制動できる一品です。

リンクを貼っておきます。


 


 

〇タイヤ

プレスポの前に乗っていたMTBからいろんなタイヤをモニタリングしていましたが、私が重視したのはパンクしないことでしたので耐パンク性能あるタイヤを主に選択してきました。その中で評価が高い順にご紹介します。

 

●ビットリア ランドナー

若干重いですがタイヤの路面接地部に耐パンク素材が埋め込まれており、パンクには無縁でした。最近は新製品も出ており、耐パンク素材が入っていても軽めのタイヤもあります。


 

 

●ビットリア ザフィーロ

これがランドナーより新しい耐パンク素材入れで軽めのタイヤです。現在、これを後輪に履かせています。(もう結構擦り減っていますが)


 


 

 

 

●ビットリア ホームトレーナー

このタイヤはその名の通り室内でローラー台で使うことを目的にした製品で耐パンク素材は入っていません。これも使ってみましたがパンクはありませんでしたね。赤で派手ですが前後ともに履かせて目立ってたかもです。これもいいですよ。


 

 

Panaracer PASELA

通勤・通学・ツーリングなど様々なシチュエーションに幅広いサイズバリエーションで応えるスタンダードタイヤです。耐パンク素材は入っていませんがパンクはしなかったですね。この製品はタイヤ自体が薄くできており、軽量化が重視されています。かといって弱いかというと、そうでもなく、ブレーキシューで書いている9/13の記事「自転車に気持ちよく乗る為に  リムの破裂」の時に破断した後輪に履かせていました。破裂した時には「タイヤも逝ってしまったか・・」と思っていましたが、何もなかったかのように無傷でした。軽い良いタイヤです。 


 

 

●Pnaracer COMFY

コストパフォーマンスに優れたアーバン用タイヤです。サイズはクロスバイクに適した700×28Cおよび32Cの2種類です。スキンサイドとアラミドビードの組合せによる軽量設計で、軽い走りが楽しめます。耐パンク素材は入っていませんがパンクしませんでした。


 

 

●MAXXIS REFUSE

これは耐パンク素材が入っており、パンクはありませんでした。パンクに関してはビットリアと変わらないレベルだと思います。特徴はグリップ力が若干良かったです。

雨天時もそうそう滑らなかったと思います。


 

 

●DURO

今前輪に履かせているタイヤです。耐パンク素材は入っていませんが、ここ2か月使っていてパンクはありません。空気抜けの気配もありません。特徴はなかなか擦り減らないこと!ちょっと驚いています。硬い材質の分、グリップ力が若干落ちるかな。

これも台湾製ですがなかなかいいものを作っていると思います。


 

 

他にも耐パンク素材が入ったミシュランのCITYも使いましたが当然パンクはありませんでした。

 但し、パンクしなかったのは素材もあると思いますが日々の空気圧チェックに尽きると思います。高圧であれば異物を踏んでも弾き飛ばすので、空気圧を適正に保って乗ることが基本になります。

 

 

最後に

〇チューブ

チューブにもタイヤに合わせたサイズがあります。

サイズは「23C~25C」、「25C~28C」、「28C~32C」という表記で幅を持たせてあります。これば外側のタイヤサイズを示しています。

 

 選び方はタイヤのサイズに合うものでいいのですが、私は通常より太めのものを選択するようにしています。例えば、25Cのタイヤを装着するとき、チューブサイズは前述の「23C~25C」、「25C~28C」の2種類が該当します。

ここでどちらを選ぶべきかですが、パンク対策のため、空気を入れたときに少しでもチューブの厚みがあるほうが良いと考えますので、「25C~28C」を選択します。

逆に少しでも軽量化したいのであれば前者の「23C~25C」を選択するでしょう。

 

 チューブでバルブの種類(英式・仏式・米式)が決まってしまうので、使用するポンプの種類を考えて選択する必要があります。ママチャリと同じバルブは英式です。

スポーツ系は仏式で専用のアダプタもしくはポンプが必要です。

 

Panaracer

この会社の製品はとにかく軽い。チューブ自体が薄く作られており、心配になるほどでしたが無問題でした。Panaracerはタイヤも含め全て軽量化を考えてつくられている印象です。


 

 

・MAXXIS

これも軽さでは負けていません。素材の薄さはPanaracerほど不安になることはありません。私が今装着しているのはこのチューブです。全く問題ないと思います。


 

 

いろいろ紹介して長くなりましたが12年間の集大成というところでしょうか。

まだ他にも紹介したいものがありますので記事にしていきます。