Vブレーキシューの交換記事が中途半端だったので2つに分けて補足します。
今回の記事は前回、文書だけで済ませた部分の補足です。
グリスアップはしなくていいから交換だけしたいときは以下を参考にしてください。
●1 準備
前回書きましたが後で悲しい思いをしなくて良いように、アジャスターを元に戻すところから始めます。
これを ↓ ↓ ↓
こうします。↓ ↓ ↓
●2 交換
・六角レンチで古いシューを外します。外したらブレーキ本体の汚れをウェスで取ってしまいましょう。
・Vブレーキシューの部品構造の把握
部品は数種類のパーツで構成されており、組み込む順序が決まっています。
下の画像で黒い帯のところにブレーキ本体のアームが挟まります。
ブレーキ本体に接する部品は表も裏もお椀のようなワッシャーです。
次にお椀ワッシャーの外側にお椀を受ける形になったワッシャーを挟みます。
ここまでが内側・外側共通です。
次は外側はナットで締めるのでワッシャーとナットをつけます。
・ブレーキを外したところはこうなります。ここに新しいパーツを付けます。
・最初はシューが回転できる程度で仮止めでパーツをつけます。
これはシューを回転させてフロントフォークの内側にもっていくためです。
こんな感じです。↓ ↓ ↓
・次にシューをフロントフォーク内側に持っていきます。
持っていったらブレーキ本体の上部を片手で軽く挟んでブレーキがかかった状態にします。このまま仮止めしたブレーキシューのナットを一旦緩めてシューのリム設置面全体がリムに接触するように調整します。調整したらナットを少し締め、動かないようにしましょう。これを両側やります。
ここまでできたらあとはシューの接地面が上下左右から見てリムに平行に接触していることを確認したら本締めしてください。だめならまた緩めて調整です。リム鳴き対策でㇵの字で取り付けたいときは合わせて調整しましょう。